こんばんは、ホスピタリティ弁護士の長屋です。
個人的な話ですが、予定に遅れはつきものとはいいますが、やはり気持ち的には少し落ち着かないですね。もう少しなので頑張りたいと思います。 オリンピックの開催も決まりましたね。
2020年に自分や世の中がどうなっているかは分かりませんが、より良くなっているよう祈りたいと思います。
さて、今回は「ブラック企業」について。最近、ブラック企業という言葉をよく耳にしますね。
定義付けというものはないようですが、 ①残業が多く残業代を支払わない ②長時間労働をさせる ③セクハラ、パワハラがある ④不当解雇(突然の解雇) などが散見される会社はブラックといえるでしょう。 厚労省の電話相談で残業代不払いの相談が約40%にも上ったようです。
ブラックであった場合、会社を相手に争うことになりますが、そもそも入社する前に見分けられるのが一番です。
ブラックと思われる会社の特徴は、初任給が高額、採用人数が多い、仕事と関係ない特徴を強調(アットホーム、飲み会あり)、経験不問・未経験歓迎など入社が容易なことなどが挙げられるでしょう。
未経験でも高給がもらえて、しかも楽に入社できて会社の雰囲気もいい会社なんてそうそうあるわけないと思います。
少し考えればそんなうまい話なんてないことは分かりそうなものですが、「必ず儲かりまっせ」「元本保証ですよ」などと金融商品を勧められて購入してしまう心理と似ているのかもしれませんね。
このように入社しないのが一番ですが、もし入社後にブラック企業と判明した場合にどうしたらよいでしょうか?
次回に続く。